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ユースケ主演映画「UDON」カンヌ映画祭に“出店”

讃岐うどんのメッカ、香川県で撮影中の映画「UDON」(本広克行監督、8月26日公開)が「第59回カンヌ国際映画祭」に“出店”することが20日、分かった。映画祭近くのパーティー会場を拝借し、海外スターや映画関係者を“未知なる味”でつろうというもの。主演のユースケ・サンタマリア(35)、ヒロインの小西真奈美(27)の渡仏の可能性もある。“コシの強い”デモンストレーションで、狙うのは、海外配給だ。

カンヌでうどんが踊る-。「これぞ、ジャパニーズテイスト」をふるまうのは、世界の映画人が集結する世界一の映画祭。といっても、「UDON」が正式出品されるわけではない。「呼ばれてないけど、行ってしまおう」。製作を手がけるお祭り好きのフジが、日本映画と日本の味に注目を集めるためにひねり出した秘策だ。

本広監督と「踊る大捜査線」シリーズでコンビを組んだフジの亀山千広プロデューサーが企画。「そもそもタイトルをローマ字表記にしたのは海外マーケットを意識したから」と同氏。「欧米人にとって、ずるずるとうどんをすすること自体がカルチャーショック。最近の米国の和食ブームもあり、売り込んでみようと思った」と語った。

もともと映画祭期間中に、同局製作の2006年ラインアップを海外バイヤーらにアピールするパーティーを開催する予定で、その会場で「UDON」のダイジェスト版を上映しつつ、日本から持ち込んだ約200-300食のうどんを食べてもらおう、というもの。

関係者によると、うどんは冷凍で、カレーうどん用にカレーも持ち込むなど本格的。微妙なダシ加減の調整のため、職人を連れていく計画もあるという。さらに、亀山氏は「都合がつけば、ぜひキャストも現地に行って欲しい」と話しており、開催日の5月20日に主演のユースケ、小西をはじめ、他の共演者がカンヌ入りする可能性もありそうだ。

この日、ロケ地の香川・丸亀市で製作発表に臨んだユースケは、現地入りして1カ月。「撮影も含めると30から50玉は食べてますかねぇ。胃下垂ですよ、もう。朝から起きぬけで3玉くらいむさぼり食うシーンがあるから…」とげんなりしてみせたが、あくまでポーズ。「うどんでどんどん元気になーれ!」と即興のダンスまで披露し、「最高傑作ができると思います」と自信を見せていた。

■UDON
香川のうどん屋の息子、香助(ユースケ・サンタマリア)はコメディアンになろうと故郷を飛び出すが、厳しい現実に出戻った。姉(鈴木京香)は優しく迎え入れるが、職人かたぎの父(木場勝己)は香助を許さない。タウン情報誌に勤める恭子(小西真奈美)と食べた一杯のうどんに感動した香助は、うどんのコラムを書き始め、故郷の味への思いを新たにする…。共演はトータス松本、小日向文世ら。

■本広監督食べ過ぎ!?5キロ増「200杯は食べました」
香川は人口約100万人に対し、約900軒のうどん店がひしめくうどん王国。キャスト陣もその味を堪能しており、撮影で食した分を含め、ユースケと小西は30-50玉、京香と小日向は15玉、「俳優を辞めても食べていけます」と職人技を会得した木場が50玉。トータスは大のうどん好きで「3ケタ近く」といい、自転車を持ち込み撮休の日は、うどん巡礼。横綱は地元・丸亀市出身の本広監督で「200杯は食べました。体重が5キロ増えちゃいましたよ」と笑った。

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